POCCOの療育
お子様にこんな様子はありませんか?
- 静かに座っていることが苦手
- 空気を読むのが苦手そう
- 自分のこだわりが強く、譲り合うことが苦手
- 集団にうまくなじめない
- 登校することを嫌がるときがある
- 順番を守ることが苦手
POCCOの療育がなぜいいのか
発達障がいを持つお子様は脳機能の障がいによる「困り感」で生活にストレスを感じやすく、暴言や他害行動をしたり、自己肯定感が低かったり、集団になじめないことがあります。それらは脳機能の障がいからくるコミュニケーションへの苦手感から発生していることが多いのです。
コミュニケーションは主に2つの種類に分けられます。一つは「話す」「聞く」「読む」「書く」等の言語的コミュニケーション、もう一つは「表情」「声」「身振り」「手振り」や「共感する」「想像する」といった非言語的コミュニケーションです。このうち、言語的コミュニケーションもそうですが、発達障がいを持つお子様は多くの場合あまり対人関係を好まないため非言語的コミュニケーションが育ちにくい傾向にあります。
POCCOの療育プログラムでは、まず「視覚」「聴覚」「触覚」を刺激する療育トレーニングを行い脳機能の向上を目指します。
そしてある程度脳機能が向上し「学ぶ力」「理解する力」が身について社会性を養う療育プログラムに参加できると判断すれば次は集団療育に参加していただき、SST(ソーシャルスキルトレーニング)という療育トレーニングを通じて「表情」「声」「身振り」「手振り」を使い「共感する」「想像する」さらには「我慢する」ということを覚えるようトレーニングを行います。
その結果、お子様の持つ障がいの特性を緩和し、自分の気持ちを適切に表現する方法を身につけるとともに集団の中で生きるための社会性を身につけることを目指します。
プログラム内容の詳細
運動
放課後等デイサービスPOCCOでは、学習障がいや発達障がいを運動面でもサポートします。脳科学をもとにした療育プログラムを中心に「感覚統合療法」も参考にしながらトレーニングしていきます。
運動療法を行うことで、緊張と脱力の使い分けや、活動する時、話を聴く時などの切り替えがスムーズにできるようになったりと、行動が落ち着くようになります。
基礎感覚を身に付けるだけでなく、将来的には自立するための「行動力」や[判断力」なども視野に入れながら、お子様のサポートをしていきます。
- 粗大運動
- 体を大きく使う動き。
- 基礎感覚づくり
- バランス感覚・リズム感覚・距離感覚・反応感覚・操作感覚・連動感覚・切替感覚
- コーディネーショントレーニング
- 運動神経、コーディネーション能力の向上。 例:マット運動・ラダー・トランポリン・なわとび・ドッジボール など
学習
視覚、聴覚、知覚トレーニングを行います。自分に抑制をかけて、自然と静かに集中するトレーニングや、発声効果、速聴効果などを活用してコミュニケーション力を高めるトレーニングをしていきます。
- 読み・書き・計算 (国語と算数)を中心に指導
- 聴いて理解できる語彙を増やす
- 自分で使いこなせる語彙を増やす
- 個々に合わせた学習スキルのアップ
ソーシャルスキル
ソーシャルスキルとは、対人関係や集団行動で他者との協調を保つなど、生きるために必要とされる生活能力のことです。これは生まれながらにして持っている能力ではなく、多くの人たちと関わっていく中で身についていくスキルです。
発達障がいを持つお子様にとっては、このスキルの習得は容易ではありません。個々に合わせたソーシャルスキルトレーニングをしていくことで、成長していきます。
- コミュニケーションスキル
- 挨拶・感情の理解・人の話を聞く・会話をする!
- 生活スキル
- 時間・集団生活のルール・買い物・お金交通ルール・公共交通機関の利用
音楽
歌や楽器、踊りなど音楽を通して表現力や感受性を豊かにし、コミュニケーション力や場面の切り替えなどを身につけていきます。心と身体の調和をはかり、お子様の持っている可能性を引き出していきます。
- 歌う
- 楽器を演奏する
- 身体を動かす
- 音楽を聴く
- みんなで音楽を楽しむ
生活
他者への関心を引き出しながら、落ち着いて生活できる環境を用意し、規則正しい生活リズムを整えられるようにします。日常生活の動作を身に付け、将来の自立に向けて必要な能力の向上をトレーニングしていきます。
- 気持ちの切り替え
- 食事のマナー
- 偏食指導
- 排泄の自立
- 身だしなみ
- 整理整頓、清掃
放課後等デイサービスPOCCOでは、 他の施設でもすでに療育の効果が実証されたプログラムを導入し、 軽度の発達障がいを持つお子様の「困り感」に対して 効果的な療育を行い、集団生活での自立に向けた支援を行います!